こんにちは。

大塚ゼミナールです。

タイトルに書きました『勉強するときに必要なこと』ですがそれは風呂敷を広げすぎてはいけないということです。

受験生と話していると、最近○○をしないといけないし、★★もしないと…とやらなければならないことをたくさん口にする生徒や、○○という参考書と★★を完璧に仕上げるつもりです。といったことをよく耳にします。確かに、彼らが言っていること１つ１つを聞いていると意味がないことは何もないように思います。が、どのように、いつまでに…という視点が足りていない生徒が非常に多いです。どんな最良のものであったとしても、やるべき順序・タイミングというものがありあます。たとえば、受験直前期の１２月にまだパターン問題集やインプット系問題集をしていたとしましょう。いくら知識やパターンをマスターしたとしても、入試という場で実践するには練習量をこなさなくては最大の成果を発揮できません。（これは、中高生の部活動と一緒ですね。もちろん必死に練習しますが、よく練習試合をライバルとします。なんのためでしょうか。本番さながらの環境での練習が勝利の絶対条件だと知っているからでしょう。）勉強に話を戻すと、入試実践演習（過去問トライアル）をすることも合格を自分に手繰り寄せる大きな要素です。中学生でも高校生でも１２月はそういったことに取り組まなければならない時間です。
つまり、好適な時間に好適なことを実践することが必要です。そのためには、各カテゴリーごとに必要な内容を取捨選択し、期日内に達成できる範囲のことがらに取り組む（＝風呂敷を広げすぎない）ことが大事です。

今は、情報がたくさん出回っていて、一見すると効果的な勉強法がたくさんありますが、自分に合った最適解を見つけることが一番大事です。それを見つけたあとは、わき目をふらずにゴール目指して全力疾走あるのみです。

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